以前、受講生から
「頼ったり、甘えたりしたら迷惑だからできない。
ダメな女って思われたくない」
という話がありました。
パートナーに限らず
友人や親、同僚に甘えたり
頼ったりすることが苦手な人もいると思います。
実際に私自身もそうでした。
長女で「しっかりしなきゃいけない」
「お姉ちゃんだから」
という言葉を、勘違いして
自分への呪いのように受け取って
「自分一人で頑張ることがしっかりすること」
「甘えたり頼るのはカッコ悪い」
「ちゃんとできるって認めてもらいたい」
「人に聞いたり、頼ることは迷惑。
邪魔しちゃいけない。」
そう「気を遣っているつもり」でもあり
前職でも一人で全部やってしまうなんてことは
日常茶飯事でした。
・気がきく女
・しっかりした女
・仕事ができる女
一見いいように見えるけれど
よくよく考えて欲しいです。
本当にそれでいいのか?
十分満たされていて幸せか?
ちなみに私は
全然幸せではありませんでした。
いつも一人で抱えている感じがして
心の底では助けを求めていました。
だから前夫には
それをぶつけてしまい
関係がこじれていきました。
当時は、前夫を含め
職場でも、周りでも
仕事ができない
しっかりしていない人が多く
それも不満に感じるどころか
「自分ができる女だ」
と優越感を感じていたのも
望みが叶っていたんだな。
自分が「しっかりできるように」
創り出していたんだなと、
後になって気がつきました。
頼れない
甘えられない
この根源にあるのは
「依存してエネルギーを奪ってしまう罪悪感」です。
だから
頼ること、甘えることが
ダメなこと。
自分の価値を下げるような
迷惑がかかるような
マイナスなことだと思ってしまう。
「返す気がない」
「してもらうことしか考えていない」
から、
マイナスな発想になるんです。
がめつい!
私もこれに気がついた時は
ショックでした。
そもそも
自分が与えてもらい
受け取れていたら
「感謝が湧き出て与えたくなる」
これが自然の摂理。
なのに
「奪ってしまう」と
考える時点で
それだけ今まで
してもらってきた。
与えてもらえてきた。
それをいかに
当たり前に思っているかってこと。
「返すからいいでしょ」
「感謝してるから」という
開き直りや表面的なものではないです。
もっと大きな視点で考えてみる。
自分だけでなく
相手に返せる方が
最終的に自分に返ってくるし
自分が幸せになれるってこと。
頼った分、甘えた分
そこで受け取り、感じたことを
そのまま伝えて、返していたらいい。
そもそも、
自分に「ない」から
してもらうことが前提になるし
自分がしてしまったら
なくなってしまう不安が生まれます。
喜んで与えられるように
喜んで共有して
循環しあえるように
甘えたり、頼ったりすることが
みんなの幸せになるように。
自分を愛し、整えること。
自分の中に「ある」を増やすこと
女性の本質は
「受けとること」だから。
あなたは女性として
自分らしく軽やかに
パートナーシップを育めていますか?