パートナーシップにおいて
自立と自律が大切で
それが本当の調和となる。
といつもお伝えしています。
簡単にいうと
自立は、自分軸で
自律は、自分をコントロールすること。
自立と自律の両方がないと
調和する良いパートナーシップが築けないのです。
相手に合わせてしまう。や
我慢する。や
相手に染まる。や
相手が大事にしているものを
自分もしなきゃいけない。など
そう思ってしまうのは
本当の愛ではありません。
自立も自律もできているようでギモン?です。
その裏には
「私は合わせるんだから、あなたも合わせてね」
という、自分よがりな傲慢さが隠れているから。
じゃあ逆に
「私はこうだから、
それを分かってくれない人はいらない!」
そう、自分を貫いている人。
私はこれを昔は
「自分をもっている人(自立)」だと思い込んでいました。
でも、オカシイのです。
自分を貫いて
自分軸があるはずなのに
パートナーシップがうまくいかない。
こういう人ほど
ヒモのようなダラシない男性
優柔不断な男性をパートナーにする傾向がある。
そう「自分をもっている。貫いている」
という良さげな言葉に誤魔化されて
見えていないのです。
「私は調和する気がありません」
という部分が。
自律できることは
自分を抑えたり、蓋をしたり
我慢したりしてコントロールすることじゃない。
自立も同じ。
すっぴんでも気にしない人
人前なのに服装を気にしない人
部屋が汚くても平気な人
ありのままの自分を認めてくれるのが愛だと思っている人
これ、自分を大切にして、
自分をもっている人じゃありません。
本当のパートナーシップは
調和する育み合いです。
だから、
自分をもち、自分を知り、
基盤がなければ調和できません。
そして、
自分を表現しないとできない。
自分を表現するから
はじめてコミュニケーションとなり、
わかり合いになるから。
この、
「自分を表現する」こと。
「自分を貫くこと」
「自分を分かってもらうこと」
「言わなくても分かってくれるはず」
と勘違いしている人が多い!
「自分が仕事したい気分じゃないから休む」
「やりたくないからやらない」
とかとも一緒ですよね。
それ、自分の感覚に正直になることと
勘違いしています。
「自分がこれでいいからいいんです」
「だって自分のためにするものでしょう?」
「心地よいものを選ぶから」
これは自分をもっているわけでもなく
自分の心地よいを大切にしているわけでもなく
自分自身への怠慢なのです。
だから、
自分という世界への怠慢でもある。
そうやって
自分も周りも大切にしていないから
できること。
周りとの調和をする気がないんですよね。
自分への怠慢は
周りとの調和も拒否することだから。
だから、
自分に怠慢している人は
パートナーシップが
うまくいくはずがないんですね。
それを「自分を大切にしている」
と勘違いしてはいけない。
自分を綺麗にして
自分を表現して
自分の価値を発信することは
相手への愛であり
自分への愛です。
表現しあわないと
育みあえませんからね。
だから、いつもお伝えしている
自分を表現するためにも
自分を知ること。
自分を愛すること。
その基盤があること。
そこから全てがはじまります。