私、出会った頃は
旦那さんのことが大嫌いだったんです。
大嫌いなのに、気になる。
ちゃんと向き合わなきゃいけないなと感じて
「何が嫌いなのか?」
「何にモヤモヤするのか?」
そこを無視せずに
とことん向き合っていきました。
そうしたら、気がついたのです。
あぁ、彼は
私の描いた「理想の人なんだ」って。
当時、まだ付き合ってもいない頃
好意を寄せてもらっていたのをいいことに、
甘えや離婚からの不満をぶつけ
口論になったことがありました。
原因は私が彼に押し付けたことを
彼に怒られたこと。
私は今まで
付き合ってきた男性に
怒られたり、反対されたりする経験がなく
自分に合わせてくれることが
愛だと思っていたので
「なぜ、私を好きだと言う彼が
こんなにも私に合わせてくれないのか?」
「合わせてくれないどころか
それは違うと言うなんて・・・
この人オカシイのか?」
と本気で思っていました。
その不満がまた
嫌い!を倍増させて・・。
そして、向き合っていた時に
思い出したんです。
離婚をする前に
彼との関係で絶望して
「私は、絶対に、パートナーとは
育みあえる関係を築くんだ」
と決めたこと。
ハッとしました。
「今までこんなにも
自分と真剣に向き合ってくれたのは
彼が初めてだな」
「もしかしたら
今までの男性と彼が違うのは
育みあう姿勢で接してくれているからかも」
でね、気がついたんです。
ちょうど量子論や心理学を
深めている時でもあり
本当の愛は
合わせてくれることじゃない。
育みあえる姿勢だ。
彼は私の理想を叶えてくれていたと。
自分がずっと求めていたものが
目の前にきても、叶っていても
こんな風に人は突き放し
気がつかないものなんだと
自分にないものは
存在しないのと同じ
と言うことを
身をもって感じた瞬間でした。
理想を明確にすることは
とても大切です。
でも、その理想が
自分にとって本当に大切か?を
見極めるチカラも
理想を受けとめるチカラも
両方大切。
理想を叶えても
叶ったことに気がつかなければ
ずっと同じループから抜けられない。
理想は条件ではなく、状態や関係性。
そこから、自分がどう在るか。
愛を受けとるチカラと
自分の在り方
しっかりもって
理想を叶えていきたいですね。