私は昔、元旦那さんに
暴言ばかり吐いていた頃がありました。
「なんで何も手伝ってくれないの!」
「なんで家のこと何もしないの!」
「もっと私が喜ぶことをしてよ!」
「私はこんない大変なのに!」
この当時はどれだけ自分が大変で
どれだけ頑張っているのかを
相手に一生懸命伝えていました。
わかってほしい
自分の理想の男性になってほしい
大切にしてほしい、、、
でも、実際に
彼が思った通りにしてくれても
気にくわないのです。
「言われた通りにすることは
誰にでもできる!!」
「それで詫びた気になるな!!」と。
結局は、ダメな夫でいてくれなきゃ
都合が悪くなる自分がいたんです。
どんな現実もどんなパートナーも
自分がすべて創っているんです。
パートナーシップは
絶対に相手を変えようとしてはいけない。
相手は絶対に変わりません。
すべて「自分」です。
自分次第なのです。
例えば、私の場合は
相手がダメだからこそ
「自分の好き勝手にできる」
「自分が主導権を握れる」
というメリットがありました。
相手が何かしでかすと
「ほら、だからダメじゃない。
私が言った通りでしょう」と言えたのです。
まさに呪いの言葉。
「ほらね」「やっぱりね」
そう出てくるってことは
どれだけ普段それを
意識していたかってことです。
自分が望んでいた証拠。
だからちゃんとしてくれたら
言えなくなって困る。負けた気がしてしまう。
結婚したとしたら
相手の存在がどれだけ奇跡で
愛しい存在であったか思い出してほしい。
私たちにとって当たり前のものは
「ないのと同じ」です。
彼が当たり前にそこにいてくれて
一緒に人生を生きると決めてくれたこと。
存在してくれていること。
働いて稼いできてくれていること。
それだけでどれだけの愛が
そこにあるのか。
親の愛もそう。
当たり前にあるからこそ
「ない」に等しいくらい
考えてこないです。
でも今普通に生きているならば
必ず24時間ずっと世話をし続けてくれた
親の愛があったから。
お腹の中でつわりやしんどい思いをしながらも
十月十日育ててくれた時間があったから。
無理にポジティブ思考を
することではないです。
でも「ない」ものばかり嘆いて
文句を言っていても
自分が選んだものを
否定することにしかなりません。
「私ばっかり」
「我慢している」
そう言いたくなるのはなんでだろう?
パートナーがいなくなったら
困ること
後悔することないですか?
そうなった時に気がつくのでは遅い。
だからと言って
後悔しないように
今に感謝するのも違う。
自分が選んだ人生。
自分が決めてきたパートナー。
そこをちゃんと見て
大切にしていくために
感謝しましょう。
自分がちゃんと
パートナーからの愛を受け取れたら
必ず愛は増えていきます。